『From 3K to 3C ~建設×IoT×創造~』
2018年10月4日(木)
「シンポジウム 建設未来京都フォーラム2018」を開催いたしました。
建設業の方々をはじめ、研究者、行政関係者、ご後援いただいた皆様
約200名を、京都の近代土木の幕開けの地、
琵琶湖疏水蹴上クランクインのほとりに位置する京都市立国際交流会館
へお迎えし、無事終了いたしました。
■オープニングトーク「建設×IoT×創造」
佐々木 賢一氏(トライポッドワークス(株) 代表取締役社長)
小原 隆弘氏(株式会社コイシ 社外取締役)
花田 浩二氏(エコモット株式会社 取締役 営業本部長)

第1部は北海道、宮城、大分で活躍するIT企業経営者3名による
オープニングトークでした。建設現場での映像や、災害現場での調査等
具体的な事例をあげながら、クラウドの活用等IoT技術の運用に向けて、
意見交換を行いました。
■オープンフォーラム
「建設×人×継続」~リカレント教育、その先の環境創り~

第二部は社員様に建設ディレクター育成講座を
ご受講いただいた経営者の皆様に、建設業界における働き方や人材教育
についての思いをお聴きしました。新しい仕組みを導入しようとする時
に発生する課題や、建設ディレクターの定義づけと役割の分担について、
会場の履修生の皆様を交えて意見を交わしました。
■オープンフォーラム
「地域建設業に効く i-Construction2018」報告
建山 和由氏(立命館大学理工学部環境システム工学科 教授)
高田 守康氏(日本マルチメディア・イクイップメント(株) 代表取締役

大がかりで体系的なものばかりではなく、地域性を活かして取組み、きめ細やかなi-Constructionの事例を紹介しました。参考となる身近な事例から、各地域、各企業が抱える課題解決への糸口を探りつつ、討論いたしました。

■プレゼンテーション「建設ディレクター」今後の方向性
新井 恭子(京都サンダー株式会社 代表取締役)
第6期建設ディレクター育成講座開講を前に、今後の方向性について
お話させて頂きました。ITスキルとコミュニケーションスキルで、
事務所から現場を支える建設ディレクターは、地域のお客様のお声が
きっかけで誕生しました。社員様のスキルアップだけではなく、
建設産業に興味を持ち、「建設業で働きたい!」と思う人が
増えることを心から願います。
お忙しいなか、フォーラムにご参加いただきました皆さま、また、
ご後援、ご協力を頂戴いたしました皆さまに心より御礼申し上げます。
本年も、パネリストとして研究者、専門家の方々に加え、地元京都府、
北は北海道南は九州まで、全国各地の建設業で働く皆さまにご登壇
いただき、建設業の課題や展望について多様な意見交換を行うこと
ができました。
これからも建設未来京都フォーラムでは、建設業がより良い未来を
目指す姿を見つめてまいります。
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