今年も(一社)京都府建設業協会様の新人・若手社員を対象としたフォローアップ研修の講師を努めさせていただきました。
最新の技術習得を第一に求められる現場監督のタマゴ達にとって、同期が一同に揃い、受講する社会人基礎研修は、今だけしか受けることのない貴重な機会です。
守秘義務やITリテラシー、文書の知識等を学びつつ、春の新人研修で会得した施工管理の考え方についても復習していきます。
午後は「選ばれる建設会社とは」をテーマに、ブロックワークで他社との差別化、独創性、〆切の重要性とともに品質、創意工夫を考えます。
今まで大人しかった受講生がものづくりを始めた途端、表情がイキイキと輝きだす瞬間です。
その後、全員投票で最優秀作品を選び、何故そのチームが選ばれたのか、と振り返りを行いました。
建設業に携わる人が造るものは本当にクオリティが高い!
そして、ものづくりが好きな人達の集団だと改めて実感します。
研修の場では、現場監督=講師です。
時間の組立と進行(工程管理)、内容(品質)、眠くならないように(安全)等さまざまな事を工夫しながら進めますので、受講生の協力なくして研修は成り立ちません。
4年間にわたり担当させていただいていますが、将来の現場監督たちは色々なことをあっという間に吸収します。
スポンジに水がしみこむように、様々なことを会得する今のこの時期は、とても大切な時期です。
彼らが第一線で活躍する日が早く来ることを心から願っています。
今年も新人達が学ぶ場を作ってくださった京都府建設業協会様。
ありがとうございました。
Comments